各事務所から参加しているのは、代表者と幹部の方々です。
職業会計人というよりは、ビジネスマンタイプが多いように感じました。そして当然ながら、わざわざ外国(インド)まで出向いて来たのだから、何かを得て帰えろうと、意欲的な方が多かったです。
アジアの真ん中から少し西寄りに位置するインドでの開催なのですが、参加国は中東アラブ諸国が多く、東南アジアから極東エリアからの参加がなかったのが残念でした。
印象深かったのはサウジアラビアです。
古くから、石油に関するグローバル企業が多く進出していた関係で、会計事務所を現在経営している会計人の多くは、石油関連企業で経験を積んだ人が多いそうです。
また、UAEの会計事情も興味深く、法人税がなく、付加価値税VAT(5%)が2018年から始まったとのことです。スタートアップ企業や地方政府がクライアントとのことです。会計実務のニーズとしては黎明期といったところでしょうか。